音域測定ツール|地声 裏声とカラオケのおすすめキーを判定
音域とは、無理なく出せる声の高さの範囲のことです。 一番低い音から一番高い音までの幅を指します。
使い方を確認してから、下で声のタイプを選んでください。測定結果と音名の読み方は測定後にも読めます。
自分の音域をテスト
マイク測定の使い方
- まず低い地声。画面の丸に合わせて声を低くし、無理なく出せるところで「ここまで」を押します
- 次に高い地声。裏声に切り替えずに声を高くし、苦しくなる前に「ここまで」を押します
- 最後に裏声。裏声に切り替えて高い音を確かめます。裏声が出ない場合は「ここまで」で省略できます
測定前に「音の出し方」を選んでください。スピーカーでも、流れるガイド音に合わせて同時に「アー」と発声します。各ステップの最初だけ、声を出さずに音の調整を待ってください。案内が変わったら発声し、低い地声は下へ、高い地声・裏声は上へ、画面の丸に合わせて声を動かします。
イヤホンを使う場合は「イヤホン」を選び、流れるガイド音に合わせて発声してください。どちらも静かな場所で、無理に声を絞り出さずに測ってください。
無料・登録不要で、録音はどこにも保存されません。
診断結果の見方
測定が終わると、低い地声・高い地声・裏声の上限が音名で表示されます。任意投稿の記録との比較は「詳しい評価を見る」から進めます。 該当する記録が5件未満の場合は、順位を表示せず、現在の記録件数を案内します。
音域に収まる曲の候補
音域が分かると、楽曲カタログから、測った最低音と最高音の範囲に収まる曲の候補が表示されます。歌いやすさは音域だけでは決まらないため、実際に歌いながら確かめてください。
カラオケ人気曲のおすすめキー
お目当ての曲は検索でも探せます。JOYSOUNDの週間ランキング上位100曲やボカロ人気曲も収録しています。
曲全体が測定した最低音〜最高音に収まるキーを優先し、その中で地声・裏声の上限に合わせます。原曲が音域内でも、地声の上限に合わせてキーを下げる場合があります。右の欄は裏声を含む音域です。音域が未確認の曲はキーを表示しません。
| 曲名 / アーティスト | 推奨キー | 推奨キーでの音域 |
|---|
測定結果が出たら、地声だけの幅と裏声を含む幅を分けて確認してください。ここからは音名の読み方、曲の音域との比較、キー調整の方法を説明します。
「サビが高い」「キーを下げると低いところが出ない」という場合は、曲の最高音だけでなく最低音も確かめましょう。キーを変えると、両方の音が同じ幅だけ動きます。
ここから先は、じっくり読みたい方向けの解説パートです。
この記事でわかること
- 測定結果の音名と幅の読み方。地声と裏声を分けて確かめる方法
- 任意投稿された同年代・同性別の記録と、地声の幅を比べる
- 曲ごとのキー調整の考え方(最高音と最低音の確認)
- カラオケの±6で足りないときの「オク下」活用術(+3のオク下=−9)
測定結果の音名と幅を読む
測定結果には、マイクで検出した低い地声・高い地声・裏声の音名が表示されます。まず低い地声と高い地声を確認し、地声の幅を読み取ってください。裏声まで含めた幅は、地声だけの幅と分けて確認します。
音の高さはC4やA4のように、アルファベットと数字で表します。C・D・E・F・G・A・Bはド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シに対応し、C4はピアノの中央のドです。「#」は半音高い音を表します。
隣り合う鍵盤の間隔は、黒鍵を含めて1半音です。12半音で1オクターブ、24半音で2オクターブになります。たとえばC3からC5まで出せた場合は2オクターブです。
音名の対応
C4(mid2C) → G4(mid2G) → A4(hiA) → C5(hiC)
このページではC4などの音名を主に使います。カラオケの音域紹介で見かける表記は、括弧の中に示しています。
地声と裏声は分けて測ります
測定は「低い地声」「高い地声」「裏声」の順に進みます。普段話すときに近い出し方で地声の範囲を確かめ、裏声の段階で出し方を切り替えてください。声の高さを検出するツールであり、地声と裏声を自動で判別するものではありません。
地声と裏声の切り替わる付近は、換声点と呼ばれます。声がひっくり返る位置や出しやすい高さには個人差があります。無理に押し上げず、苦しくなる前に「ここまで」で止めてください。裏声の説明はファルセットの記事も参照できます。
自分の音域と曲の音域を比べる
曲にも最低音と最高音があります。測定結果と比べると、高い音や低い音が自分の範囲から外れるかを確認できます。このツールでは、高音が続く長さ、曲の速さ、息継ぎの位置、声の出し方は評価していません。音域に収まる曲でも、実際に歌って確かめてください。
このツールの曲候補とおすすめキーは、音域の数値をもとにした目安です。曲を選んだら、サビだけでなく低い音が出てくる部分も歌って確かめてください。

同世代との比較で分かること
「詳しい評価を見る」から進むと、年齢・性別を入力して、利用者から集まった測定データと比べられます。一般人口の平均や歌唱力を示すものではありません。データが少ない区分では順位を表示しません。
測定条件が違う数字は単純に比較できません。自分の変化を見るときも、同じ端末と場所を使い、地声と裏声を分けて記録すると比較しやすくなります。
測定結果からキーを調整する
最高音と最低音の両方を確認します
たとえば曲の最高音がB4、自分が出しやすい上限がG4なら、キーを4半音下げると最高音がG4になります。このとき曲の最低音も4半音下がるため、低い部分が出せるかも確認が必要です。
曲の最低音をL、最高音をH、自分の最低音をl、最高音をhとすると、曲全体を範囲に収める移調量kは「l−L ≦ k ≦ h−H」です。音を半音単位の数値にそろえて計算します。下限が上限を超える場合は、キー変更だけで曲全体を収めることはできません。
計算をせずに候補を探したい場合は、ページ上部のマイク測定からおすすめキーを確認できます。実際の歌いやすさは試しながら調整してください。
オク下・オク上とキー設定
オク下はメロディーを1オクターブ低く歌うこと、オク上は1オクターブ高く歌うことです。カラオケのキー設定と組み合わせると、実際に歌う高さは次のようになります。
- キー+3でオク下:+3−12=原曲より9半音低い
- キー+5でオク下:+5−12=原曲より7半音低い
- キー−3でオク上:−3+12=原曲より9半音高い
このツールは表示キーを±6以内に収めて案内します。設定できる範囲は利用するカラオケ機種で確認してください。オク下・オク上も曲全体の幅を変える操作ではないので、最高音と最低音の両方の確認は必要です。
よくある質問
Q.声は保存されますか?
いいえ。声の高さの判定はすべて端末の中で行っていて、音そのものはどこにも送っていません。 曲を探すときは、音域の下限・上限を検索条件としてサーバーへ送ります。同世代との比較では、年齢・性別を入力して「結果を見る」を押すと、年齢・性別・低い地声・高い地声・裏声の数値を送信し、集計に記録します。名前や連絡先の入力はありません。
Q.うまく測れないときは?
マイクの使用が許可されているかと、「音の出し方」の選択を確認してください。スピーカーでは、最初の音の調整が終わったら、流れるガイド音に合わせて同時に発声します。
声を出していないのに音が検出される場合は、スピーカーの音量を下げるか、イヤホンに替えて測り直してください。途中で息が続かなくなったら、一度止めて休んでください。
Q.裏声が出せません。
裏声の段階で「ここまで」を押すと、裏声を測らずに終了できます。低い地声と高い地声を測定できていれば、地声の結果と曲の候補を表示します。
Q.マイクが使えない環境でも測れますか?
音域チェッカー(鍵盤版)も用意しています。鍵盤版のページはマイクを使わず、声をピアノの音に合わせて測る方式です。
Q.音域の平均はどのくらいですか?
平均値と比べるときは、地声だけか、裏声を含むかなど、測定条件を確認してください。このツールの同世代比較は、利用者から集まったデータとの比較であり、すべての人の平均を示すものではありません。
Q.音域は広げられますか?
このツールは現在の音域を確認するためのものです。練習による変化の幅や期間を予測するものではありません。 痛みや声の不調があるときは測定や練習を中止してください。
Q.オク下で歌うのはダメですか?
まったく問題ありません。音域に合わない曲を無理なく楽しむための方法のひとつです。キー設定と組み合わせれば(+3のオク下=−9など)、選べる曲はさらに広がります。
Q.キーはいくつまで変えても不自然になりませんか?
曲の雰囲気は多少変わりますが、「いくつまでならOK」という決まりはありません。高い部分と低い部分を試し、歌いやすさと曲の雰囲気を確認してください。
測定結果を使うときの確認点
測った最低音・地声の最高音・裏声の最高音を確認し、曲の高い部分と低い部分に合わせてキーを試してください。おすすめ曲とキーは候補です。音域の広さだけで歌唱力や歌いやすさは決まりません。
マイクが使えない場合は、ピアノの音に合わせて調べる音域チェッカーを利用できます。測定中に痛みや声の不調を感じたら中止してください。
発声の練習を相談したい方へ
高い音で力んでしまう、地声と裏声の切り替えを練習したいときは、クラッチ大宮校のボイトレ・ボーカルレッスンで講師に相談できます。測定結果と歌いたい曲をもとに、出しづらい音や練習方法を一緒に確認します。
クラッチの体験レッスンは何度でも無料です。ただし、同じ講師の体験レッスンを繰り返し受けることはできません。測定結果を見せながら、講師との相性を確かめてください。
参考資料(日本語)
- ヤマハ「第4日 音階と調」
半音階と12の音について。 - 斉田晴仁「歌声の調節機構」(2023年、日本語PDF)
地声・裏声の振動様式と、その移行について。
