1. TOP
  2. /
  3. ユーザーマニュアル
  4. /
  5. 7. 困ったとき

7. 困ったとき

まず、どこで音が途切れているかを切り分ける

音のトラブルは、原因の場所を特定できれば大半が解決します。
2. 音を出す」のゴールと同じ3点を、上から順に確認してください。

  1. 声を出す → JUICER のマイクのメーターが動くか
  2. オケを再生する → ヘッドフォンから聞こえるか
  3. 歌う → OBS の音声ミキサーのメーターが動くか

最初に途切れた場所が原因の場所です。
1で止まれば入力、2で止まればモニター、3で止まれば配信ルートの問題なので、下の該当する節へ進んでください。

設定のオーディオタブ。入力(マイク)、モニター(ヘッドフォン)、OBSへの音声送信方式と送信先が並んでいる
設定 →「オーディオ」。この章で確認する3つ(入力(マイク) / モニター(ヘッドフォン) / OBSへの音声送信方式と送信先)は、すべてこの画面にあります。「リハーサル中も OBS(VB-Cable)に出力する」は既定で ON です

マイクのメーターが動かない(入力の問題)

上から順に確認してください。

  1. マイクミュートになっていないか。 ミキサーの M ボタン、またはショートカットの M キーで、気づかずミュートにしていることがあります。
  2. 「入力(マイク)」で正しいデバイスを選んでいるか。 一覧に出てこないときは、接続を確認してから「デバイス更新」を押してください。
  3. 他のアプリがマイクを占有していないか。 通話アプリや別の配信ソフトが排他モードで掴んでいると、JUICER からは開けません。該当アプリを閉じてから「デバイス更新」を押してください。
  4. Windows のマイク許可。 Windows の「設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク」(Windows 10 では「設定 → プライバシー → マイク」)で「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」がオフになっていると、音を拾えません。オンにしてから JUICER を再起動してください。

ヘッドフォンから聞こえない(モニターの問題)

  • 自分の声だけ聞こえないときは、ミキサーのモニターが「モニター OFF: 自分の声なし」になっていないかを確認してください。ON にすると自分の声が返ります。
  • オケも何も聞こえないときは、「モニター(ヘッドフォン)」のデバイス選択を確認してください。
  • ASIO で動いているときは、モニターの音は ASIO インターフェース自身から出ます。ヘッドフォンをオーディオインターフェースに接続してください。
  • 選んだモニターデバイスが見つからない、開けない、別のデバイスに切り替わった、という状態は画面に警告が出ます。警告文の指示どおり、デバイスの接続と選択を見直してください。

OBS のメーターが動かない(配信ルートの問題)

上から順に確認してください。

  1. 「リハーサル中も OBS(VB-Cable)に出力する」が OFF になっていないか。 既定は ON ですが、OFF だとリハーサル中は配信ルートに音が出ません。ON に戻すか、LIVE(画面左上の「モード切替」トグル)にして確認してください。
  2. 「VB-Cable がインストールされていません」の警告が出ていないか。 出ていれば「2. 音を出す」の導入手順からやり直してください。インストール後に PC を再起動していないケースが多いです。
  3. OBS 側のソースのデバイスが「CABLE Output (VB-Audio Virtual Cable)」か。 「既定」や別のマイクを選んでいると JUICER の音は届きません。ソースの種類が「音声入力キャプチャ」であることも確認してください。
  4. JUICER 側の「送信先」に「CABLE Input (VB-Audio Virtual Cable)」が入っているか。 通常は自動選択されます。
  5. OBS 側でソースがミュートされていないか。 音声ミキサーのスピーカーアイコンが赤いとミュート中です。

配信に音が乗らない・二重に聞こえる

  • OBS のメーターは動くのに配信に乗らないときは、OBS 側の問題です。別のシーンにソースを置いていないか、ソースがミュートされていないかを確認してください。
  • 音が二重・エコーのように聞こえるときは、OBS の「デスクトップ音声」が JUICER のモニター音まで拾っている可能性があります。「デスクトップ音声」をミュートしてください(「2. 音を出す」の同名の注意を参照)。

ASIO の不調

  • 「ASIO デバイスが見つかりません」 — ASIO ドライバ(MOTU Audio Setup、FlexASIO、ASIO4ALL、Yamaha Steinberg USB など)がインストールされているかを確認してください。インストール済みなのに出てこないときは、JUICER を一度終了して再起動すると検出されることがあります。
  • 「ASIO を選択中ですが、接続できず WASAPI で動作中です…」という警告 — ASIO ドライバの状態と、他のアプリがデバイスを占有していないかを確認してください。
  • ASIO で音が途切れる — バッファサイズはドライバ側の設定を使います。デバイス欄の「プロパティ」からドライバの設定パネルを開き、バッファを大きくしてみてください。

音がブチブチ途切れる

設定の「オーディオ」タブにある「詳しい情報(レイテンシ・状態)」で、原因を数字で確認できます。

  • underrun / overflow が伸び続けている — 音切れが実際に起きている状態です。バッファ不足か、PC の負荷が原因のことが多いです。
  • drift corrections が伸びる — デバイス間のクロック差を吸収している正常動作です。これ自体は問題ではありません。
  • 自動復旧回数が配信中に伸びる — パイプラインの張り直しが繰り返されています。入力、モニター、送信先のデバイスの組み合わせを見直してください。

対処の候補は次のとおりです。

  1. デバイス欄の「プロパティ」からドライバ設定を開き、バッファサイズを大きくする
  2. 配信中の他の高負荷アプリ(ゲーム、ブラウザの大量タブなど)を減らす
  3. 「セッション状態 (累積カウント)」の「リセット」でカウントを 0 に戻し、どの数字が再び伸びるかで原因を絞る

外部プラグインが読み込めない

  • 対応形式は VST3 のみです。VST2 や他形式のプラグインは読み込めません。
  • 外部プラグインの追加は Pro プランの機能です。プラン外のときは「外部プラグインの追加は Pro プランの機能です」と表示されます。
  • 起動時の「プラグインスキャン」(「VST3プラグインをスキャンして使用可能にしますか?」)を実行していないと一覧に出ません。後からやり直すときは、「エフェクト追加」の一覧か FX Send のプラグイン一覧にある「再スキャン」を押してください。
  • 「VST3プラグインが見つかりません」のときは、プラグインがスキャン対象フォルダに入っているかを確認してください。対象は C:\Program Files\Common Files\VST3C:\Program Files (x86)\Common Files\VST3%LOCALAPPDATA%\Programs\Common\VST3 の3箇所です。
  • SYNCROOM コラボ用の VST ブリッジが見つからないときは、SYNCROOM の VSTPlugins フォルダから .vst3 を共通 VST3 フォルダにコピーしてください。

ログイン・連携のトラブル

  • ゲストモードでは使えない機能があります(マイページ、フレンドなど。詳しくは「1. はじめに」)。Google または Discord でログインしてから開き直してください。
  • 「チャンネル連携が切れています」 — 連携トークンの失効か取り消しです。設定の「YouTube」タブから再連携してください。
  • セットリストの YouTube 曲が広告付きで再生される — プレイヤー連携が未ログインの状態です。設定の「YouTube」タブの「プレイヤー連携」からログインしてください。

それでも解決しないとき

アプリ内の報告機能から送ってください。
開発チームに直接届く、いちばん確実な窓口です。

  1. 画面上部のアカウントメニューを開き、「報告」を選びます。
  2. 報告の種類を選びます(「バグを見つけた」「エラー・フリーズが起きた」「改善してほしい」「その他の要望」)。
  3. チャット形式の質問に答えていきます(分野、再現手順、実際の現象、本来どう動いてほしかったか)。
  4. スクリーンショットがあれば添付してください。Win + Shift + S で撮って、そのまま Ctrl + V で貼り付けられます。
  5. 送信前の確認画面で「動作ログを添付する」にチェックを入れると、原因調査がぐっと速くなります(このパソコンでのアプリの動作記録です)。

解決を速くするコツは、この章の切り分け結果を書き添えることです。
「3点確認のどこで止まったか」と、音切れ系なら「詳しい情報(レイテンシ・状態)のどの数字が伸びているか」が書いてあると、原因の特定が早く進みます。
なお、御礼として Credit が付与される場合があります。