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4. 配信する

リハーサルと LIVE

JUICER にはリハーサルLIVE の2つのモードがあり、画面左上の「モード切替」トグルで切り替えます。

  • リハーサル: 本番前の練習と準備のモードです。「リハーサル中も OBS(VB-Cable)に出力する」が OFF のときは、配信ルートに音が出ません(モニターのみ。既定は ON です)。このトグルは設定の「オーディオ」タブにあります(「2. 音を出す」参照)。
  • LIVE: 本番のモードです。配信タイムコードの記録が動きます。

グローバルショートカットに「リハーサル切替」を割り当てることもできます(設定の「ショートカット」タブ)。

設定のショートカットタブ。次の曲・前の曲・ブレイクロック・BGM再生/停止・全ミュートのキー割り当てが並ぶ
設定 →「ショートカット」。アプリが前面に無くても効くグローバルショートカットです。表示は初期値で、変更もできます

配信タイムコードを記録する(YouTube 限定)

LIVE 中にセットリストから歌うと、曲ごとのタイムコードが自動で記録されます。

設定のYouTubeタブ。チャンネル連携とプレイヤー連携の2つの節に分かれている
設定 →「YouTube」。チャンネル連携(0:00 の基準を取る)とプレイヤー連携(セットリストの YouTube 曲を再生する)は別の仕組みです。画面はゲストモードのもので、チャンネル連携にはログインが要ります

記録そのものはアプリ内で完結しますが、0:00 の連動(YouTube 連動)とチャプター出力は YouTube 前提の機能です。
本番の流れは次のとおりです。

  1. YouTube Studio で配信枠を立てる
  2. OBS で「配信を開始」
  3. YouTube Studio で「ライブ配信を開始」を押す(このタイミングが 0:00 になります)
  4. JUICER 左上の「モード切替」トグルを ON にする(ON = LIVE)→ タイムコード記録開始
  5. セットリストから歌う → 曲ごとのタイムコードが自動で記録される
  6. 配信終了後: YouTube Studio で「配信を終了」→ OBS の配信停止
  7. JUICER の「モード切替」トグルを OFF に戻す → 記録完了

順番で1つだけ注意があります。
「モード切替」は、YouTube Studio の「ライブ配信を開始」を押した後に ON にしてください。
枠を立てただけの段階では配信が検知されません。

記録された曲マーカーは配信タイムコードのパネルに一覧表示され、不要なものは個別に削除できます。

0:00 をアーカイブと揃える(YT 連動)

タイムコードの 0:00 の基準には2つの状態があります。

  • YouTube 連動済: 0:00 がアーカイブの 0:00 と一致します。チャプターがそのままずれなく使えます。
  • YT 連動が未設定: JUICER のローカル時計で記録します(LIVE トグルを ON にした瞬間が 0:00)。アーカイブとは数秒ずれることがあります。

連動には Google アカウントの連携と追加同意(youtube.readonly)が必要です。
連携後は、配信動画の URL を貼り付けるか、配信中なら「自動取得」で連動できます。

配信に使うチャンネルがブランドアカウント(ログインの Gmail と別チャンネル)の場合は、設定の「YouTube」タブにある「チャンネル連携 (LIVE 用)」から、その配信チャンネルを連携してください。
ログインアカウント自体は変わりません。

チャプター(概要欄の目次)を書き出す

配信が終わったら、記録したタイムコードを YouTube の概要欄用チャプターとして書き出せます。

  1. 配信タイムコードのパネルで「YT 概要欄をコピー」を押すと、チャプターの確認画面が開きます。
  2. 内容を確認して「クリップボードにコピー」を押します。
  3. 「Studio で概要欄を編集」で YouTube Studio の編集ページを開き、概要欄に貼り付けて保存すると、アーカイブに目次(チャプター)が付きます。

YouTube の仕様上、チャプターとして表示されるには時刻が3つ以上(配信開始+2曲以上)必要です。
アーティスト名を含めるかどうかも選べます。
タイムコードの記録自体は無料で使えます。
チャプターの出力(画面では「タイムスタンプ (YT チャプター) の出力」と表記)は Pro プランの機能です。

OBS オーバーレイ(今の曲を配信画面に出す)

配信画面に「今歌っている曲」などを表示できます。
設定の「OBSオーバーレイ」タブから使います。

設定のOBSオーバーレイタブ。オーバーレイURL、表示する曲のチェックボックス、デザインのプレビューが並ぶ
設定 →「OBSオーバーレイ」。上の「起動」で URL が出ます
  1. 「起動」を押してオーバーレイサーバーを開始する
  2. 表示された URL を「コピー」
  3. OBS で「ソース → + → ブラウザ」を追加し、URL に貼り付け
  4. 幅・高さを配信レイアウトに合わせて調整
  5. 見た目を変えたいときはカスタム CSS でも上書きできます

表示する曲は「歌い終えた曲」「次の曲」「これから歌う曲」をチェックで選べます(現在歌っている曲は常に表示されます)。
デザインは6種類のプリセット(デフォルト、ネオン、オーロラ、さくら、モノクロ、ポップ)を選ぶだけで決まり、色、フォント、アウトライン、発光、アニメ、サイズを個別に調整することもできます。
フォントは配信 PC にインストール済みのフォント名を指定できます。

つまずきやすい点です。

  • 表示が更新されないときは、OBS でブラウザソースのプロパティを開き、「現在のページのキャッシュを更新」を押してください。
  • 希望ポートが使用中だった場合は別ポートで起動されます。その場合は OBS のブラウザソース URL を新しいものに更新してください。
  • 毎回手で起動したくない場合は「アプリ起動時に自動でオーバーレイを開始」を ON にしてください。

YouTube ウィンドウを常時最前面にする

設定の「オーディオ」タブにある「YouTube ウィンドウを常時最前面で開く」を ON にすると、配信中に OBS やコメントビューアを触っても、YouTube の歌唱表示が裏に隠れなくなります。
設定は次に YouTube ウィンドウを開いたときから有効になります。