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5. 音を作る

ミキサーの基本

  • フェーダー:マイク、オケなどの音量です。右クリックで「音量を既定値に戻す」「ミュート」が選べます
  • マイクミュート:M ボタン、またはショートカットの M キーで切り替えます。M キーの動作は設定で「トグル」「モーメンタリ」(押している間だけ)「無効」から選べます(M ボタンのクリックは、設定に関わらず常にトグル動作です)
  • モニター:「モニター ON: 自分の声あり」「モニター OFF: 自分の声なし」の切り替えです。配信に乗る音とは独立しています
  • ラウドネスメーター:配信の聴感音量(LUFS)をターゲットと比べながら確認できます

最終段リミッター(L-A Limiter)は、マスター(配信に出る最終段)にかかる音割れ防止です。
歌・トーク配信なら、プリセット「配信 -1」(シーリング=音量の天井を -1 dBTP に)と、プッシュ(押し込み量)+6 dB の組み合わせがおすすめです。
OFF にしてもソフトクリップだけは働くので、いきなり音が割れることはありません。

エフェクトチェーン(声を作る)

ミキサー画面の「エフェクト」行がエフェクトチェーンです。
マイクの声は、ここに並べた順で加工されます。

エフェクト追加パネル。JComp・Soda EQ・LemoGate・PITCH ANGLAR・indra が並び、その下に VST3 プラグインの一覧
「エフェクト」行の「+」で開く追加パネル。上がビルトイン、下がスキャンで見つかった VST3 プラグインです

ビルトインで次の3つが使えます。

  • JComp:コンプレッサー(声量の粒を揃える)
  • SodaEQ:イコライザー(音の明るさや太さを調整。Auto Gain 付き)
  • LemoGate:ノイズゲート(無音時のノイズをカット。ノイズ学習と自動追従あり)

チェーンの操作は、追加、ドラッグで並べ替え、バイパス(一時的に効果を切る)、クリックで UI 表示、右クリックでメニューです。
「FX 常時 ON」にすると、曲の再生中だけでなく待機中や BGM 中もエフェクトがかかります。
エフェクト画面は「別ウィンドウで開く」こともできます。

ショップで解放できるエフェクトもあります。

  • PITCH ANGLAR:スケール追従のリアルタイムピッチ補正。ケロケロ系のハードな補正から自然な補正まで調整でき、KEY CHAIN と連携して曲のキーに自動追従(AUTO KEY)できます
  • indra:ボーカルエンハンサー。声の輪郭と存在感を持ち上げ、COMP で声量も整えます

外部プラグイン(VST3)の追加は Pro プランの機能です。
起動時のプラグインスキャンで、共通 VST3 フォルダ(C:\Program Files\Common Files\VST3)のプラグインが一覧に出ます。

FX Send(響きを足す)

SEND 1 / SEND 2 のノブで、声に響きを足せます。
ビルトインの CreamVerb(リバーブ)のほか、VST3 プラグインも選べます。
ノブのドラッグかマウスホイールで量を調整、タップで ON / OFF です。

キーを変える

曲のキーはセットリスト側で曲ごとに ± 設定します(音源のキー変更は Pro プランの機能)。
音声処理の方式は、設定の「オーディオ」タブにある「キー変更の方式」で選べます。

  • 2タップ:低負荷・低音質
  • リサンプリング:遅延増・高音質

迷ったら今の設定のままで構いません。
音質が気になるときにリサンプリングを試し、返しの遅れが気になれば2タップに戻す、が目安です。

ツール

エフェクトチェーンとは別に、「ツール」行があります(「ツールを追加」から)。

  • Tombo(近日公開):オケの音量差を自動で均す LUFS ノーマライザーです。曲ごとにバラつくオケ音量を目標値に揃えます(オケ単体は -18〜-20 LUFS 推奨)。上位版の Tombo Ultimate はボーカルのゲインライダー付きで、オケに声量を追従させる LINK モードも使えます
  • PETRA(近日公開):低音を太く支えるベースエンハンサーです。PUNCH(倍音)で小さいスピーカーにも届くベース感を作り、SUB で実低域を持ち上げます。効かせる先はマイク / オケ / BGM / マスターから選べます
  • サンプラー:効果音のポン出し(開発中)

BGM

待機中などに流す BGM のプレイヤーがあります。
ファイル選択、ループ再生、フォルダ内連続再生、フェードイン / フェードアウト、セットリスト曲との切替時に挟む曲間ギャップを設定できます。

コラボ配信(SYNCROOM 連携)

Collabo Mixer を使うと、SYNCROOM などの VST ブリッジと連携して、最大 5 人のゲストとコラボ配信できます(Pro プランの機能。Pro 30日パスでも可)。
Collabo Mixer は、ミキサー上部の「コラボ」ボタンから開きます。

  1. VST ブリッジを選んで読み込む
  2. SYNCROOM を起動してルームに入る(ブリッジ読込後に起動すると自動で VST モードになります)

ブリッジが見つからないときは、SYNCROOM の VSTPlugins フォルダから .vst3 を共通 VST3 フォルダにコピーしてください。
コラボの音はすべて配信(マスター)に乗り、オケ・マイクはメインのフェーダーと連動します。